ハマトビウオベネッツフライングフィッシュ
Large flyingfish

最大 Max size: 全長 45cm SL

●形態・特徴: 紫がかった濃い青色の背方に銀色の側面、腹部は白色。体は円筒形で、大きな目に小さな頭部を持ち、胸鰭と腹鰭が大きく伸長する。平均サイズは25cm〜35cmで最大45cmに達する。世界で最も大きくなるトビウオ科の魚である。 ニュージーランド水域では全部で4種類のトビウオ科の魚が報告されている。

●生息環境: ニュージーランド北島を中心に生息し特に北部地域に多く生息する。通常は沖合に生息、日中にボートを走らせていると海面を飛んでいる姿を目にする事がある。

●釣り: 沖合の島周りで夜にライトをつけておくと集まってくる。日中は深い場所に居るが、光に集まってくるプランクトンや小魚を捕食するため夜は浅瀬にも現れる。光に向かって勢いよく飛んできて壁に衝突し、そのまま脳しんとうをを起こした所を網で掬うなど捕獲は容易。

●食味: 身は非常に柔らかく白身で淡白な味わい。一般市場で見る事はほとんど無い、極たまに朝市などで目にする。トビウオは世界中で主要な食料として扱われているがニュージーランドではヒラマサの餌として使用される以外に扱われる事はあまり無い。非常に大きいトビウオなので刺身にしても良いが単純に塩焼きが美味い。




1st January 2014 White Island, 300km South east from Auckland 全長42cmTL

1st January 2014 White Island, 300km South east from Auckland 全長43cmTL

30th January 2010 Fish Mart(Fish Shop), Auckland)全長30cmTL