セダカシタビラメガレイ Lemon sole
最大 Max size: 全長 50cm TL
生息層 Depth range: 0m-618m


●形態・特徴: 有眼側の体色は黄色がかった茶色から灰色に不規則な濃い斑紋がみられる。時々赤茶色からオレンジ色の小さな斑点がある。平均で25-35cmほど最大で50cmに成長する。腹鰭2基のうち有眼側は臀鰭とつながっている。

●生息環境: ニュージーランド全水域に分布し、本土から東に700km離れたチャタム島にも多く生息する。生息域は浅い場所から水深600m超にまで及ぶが一般的には水深20m-150mに分布する。幼魚は成魚よりも浅い場所で過ごす傾向にある。陸地に近い100m圏内に多くみられる。特に南島の北部Tasman Bay、クライストチャーチ周辺のPegasus Bay、そしてダニーデン周辺のOtagoエリアに多くいる。

●釣り: 極たまに南島で釣られた話を聞く程度だが狙っている釣っている人もいないためゴカイやイソメをつかって釣れば釣れるのかもしれない。

●食味: 商業的に捕獲されておりスーパーマーケットや鮮魚店で一般的に目にする。身は薄目だが、淡白な白身で泥臭さが無い上品な味わい。粉をふってバターでムニエルにすると身がふっくらしっとりしてレモンが合う。



9th October 2007 Fish Mart(Fish Shop), Auckland 全長29cmTL