クレナイベラ Scarlet wrasse
最大 Max size: 全長 30cm TL
生息層 Depth range: 4m-40m


●形態・特徴: 幼魚、雌、雄と成長するにしたがって体色が変わり3色に分類される。幼魚から約6〜8cmほどになると雌になり、さらに15cm〜30cmほどになると雄になる。どの体色でも尾鰭付け根の尾丙部に見られる黒い三角斑紋が見られ、名前の由来であるScarlet赤色の頭部に白いアゴが特徴。 産卵は8月から11月で幼魚は2月から3月にかけて浅瀬で見る事ができる。

●生息環境: ニュージーランド全域の水深15m以下の岩礁帯の穴や岩の裂け目に好んで生息。

●釣り: 北島の北部地域ではたまに釣れる程度だがネイピア近海で この魚ばかりが釣れた経験がある。

●食味: さばくと身は白身で他のベラ科の魚と同じである。身はあまりクセが無く刺身をはじめ焼き物、煮物、鍋物と使えるが、柔らかいので揚げ物にするととても美味しく食べられる。



6th December 2008 North east of Little Barrier Island 全長 29cmTL female

21st October 2007 Napier 全長27cmTL male

7th August 2007 Hope Reef, East of Urupukapuka Island, Bay of Islands 全長25cmTL female